苦労して登ってみるとそこは......#1 (山口県光市大峰山)

AbioAiu

2017年04月29日 22:00

今日は名もない山へ
(標高299.2 m あとから「大峰山」というのだと知りましたが)

地形図で見ると名前が無く台地になっていて、こりゃ誰も行かないところで、テントでも張って思いっきり焚火してキャンプできるのでは?と思い、下見がてら登ることにしました。

↓ 簡単な道と思いながらも、買ったばかりの地形図やケースが使いたくて、100均品のコンパスといっしょに携行。


基本的に私は、街中でもどこでも「野生の感」を利用して歩いて迷う人なので、今回、地形図・コンパスに助けられました。持って行ってよかった。

もっとも、地形図買わなかったら、行くこともなかった所ですけどね......へへっ

↓ ココに行きます、歩きます。


15:00 出発(普通は、山登りの人の下山時間かと......)

↓ まずは自宅から住宅地を通って......もうこんなに登ったぞ。
 (微妙に他より高いのが峨眉山)


↓ 登山口(農道?林道?)の直前に......「ひかり名木百選」だって、そんなのあったのか。画像では分かりにくいけどかなり太い。
ムクノキ


↓ こっちも名木(クスノキ)
これも太い。


そして登山道(農道?林道?)へ
↓ 割と急勾配です。


↓ 何かの糞が......(すみません、このようなものを載せて)


急な坂道で結構キツかったので写真撮り忘れましたが、山の中だけど崩れかけた石垣が何か所もある傍を登りました。そこは田んぼだったのでしょうか?(どなたかのブログの別な山でも、似たものが田んぼの跡として紹介されていました)

↓ 登り切った出口(ホッとして写真をとる余裕が......)


そこは十字路になっていて、地形図とコンパスを見ると東西南北に道が伸びていました。

↓ 目的地は十字路を東へ


地形図で見ると目指す台地周辺を取り巻く道路はあるものの、台地へ上る道は無く、山の斜面を登るしかありません。

ならばと......やってしまった!流石初心者!!
道路際から目的地までを図で見て「近い」斜面を選びました。
斜面を地形図で見て「近い」とは、等高線の間隔が狭いわけで、つまり「急な斜面」ということ。

キツかったので、またも写真を撮り忘れました。

斜面は人間の腕や脚程度の太さの木がまばらに生え、その間を小枝が埋めている状態。

下から見上げ、より簡単に通れそうな隙間を見つけては前進。

小枝を手で避けながら、ストックを突いたり、木を掴みながら登りましたが、立ち枯れた木を掴んで体重を掛けてしまった時は、木が折れたりしてゾッとしました!

やっと登り切ってみれば、そこは......

↓ きれいに剪定された低木が...... 


↓ 近づくとそこは遊歩道で、ご丁寧に路面は木材のチップで加工が。



↓ 植樹ですか?もう驚きませんよ。


↓ へぇ~宝くじで......整備しちゃいましたか。それはどうもありがとうございます。


「名もない台地で焚火」......私の夢は儚く......

気を取り直して、食事とコーヒーを。

↓ 三角点のあたりを陣取りました。誰もいないので気は楽です。 




2 mに近づいても逃げない鶯を眺めたり、まだ練習中のさえずりを聞いたり......

↓ トンボを見つけたり(もういるんだ)、木でよく見えない景色を眺めたり......



ゆっくりと時間が流れる感じ......

......って、なんじゃこりゃ!?
何の虫?

#2へ続きます。

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